いなべ市 いなべ市　ワゴンＲ　オイル交換事例 ＨＩＳＨＩＫＩ　ＷＯＲＫＳ

 

【ワゴンRのオイル交換事例】整備の流れとポイントを解説 スズキ・ワゴンRは、燃費性能と取り回しの良さから幅広い年齢層に人気のある軽自動車です。今回は、実際に当社で行った「ワゴンRのオイル交換」の整備事例をご紹介します。定期的なエンジンオイルの交換は、エンジン内部を清潔に保ち、燃費の向上や故障予防につながります。この事例を通じて、オイル交換の作業工程や注意点を把握しておきましょう。

 

作業車両の状態確認と受付 対象となったのは、平成30年式のワゴンR（MH35S型）で、走行距離は約42,000km。お客様から「最近エンジン音が少し大きく感じる」とのご相談を受け、点検したところ、前回のオイル交換から約10,000kmが経過しており、オイルもかなり劣化していました。ワゴンRは5,000km～7,000kmごとのオイル交換が推奨されているため、今回は早急な交換をご提案しました。

古いオイルの排出とフィルターの交換 リフトアップ後、ドレンボルトを外して古いエンジンオイルを排出。真っ黒に変色したオイルは、潤滑性能が著しく低下していました。今回は同時にオイルフィルターも交換しました。オイルフィルターはエンジン内部の金属粉や汚れを取り除く役割があるため、オイル交換2回に1回の頻度で交換するのが理想です。新品のフィルターには、パッキン部に軽くオイルを塗ってから取り付けます。

 

新しいオイルの注入と確認 ドレンボルトをトルクレンチでしっかり締めた後、0W-20の高性能エンジンオイルを約2.8L注入。ワゴンRのエンジンは低粘度オイルが指定されているため、粘度の合わないオイルを入れると燃費悪化や異音の原因になることもあります。注入後、エンジンを数分間アイドリングさせてオイルが全体に行き渡るようにし、オイル量が適正かどうかゲージで再確認します。

最終点検とお客様への報告 最後に、エンジン周りにオイル漏れがないかを点検し、リフトを下げて走行前の確認を行いました。お客様には、使用したオイルの種類・交換時期の目安・今後の点検スケジュールについてご説明し、整備記録簿にも記載。エンジン音も静かになり、オーナー様も安心されたご様子でした。今回のオイル交換作業にかかった時間は約30分でした。

 ワゴンRのオイル交換は定期的な実施が鍵 このように、ワゴンRのオイル交換は比較的短時間で終わる基本整備ですが、放置するとエンジン故障や燃費低下につながるため注意が必要です。当社では車種ごとの適正オイルの提案や、フィルター交換のタイミングも含めてご案内しております。「ワゴンR　オイル交換　費用」「ワゴンR　整備事例」などで検索された方も、ぜひご参考にしてください。定期メンテナンスで快適なカーライフをサポートいたします。